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 辛いです、今年の梅雨。
 世間話によると、過去半世紀の6月の中でいちばんの雨量だったとか、この6月だけで1年分の雨量を超えたとか、カビるハズのない物がカビちゃったとか。一向に止まない雨に、大抵のことには温厚でいられる僕もさすがにピリつかずにはいられない状況。
IMG_6707 僕のInstagramではおなじみの「梅雨明け宣言シリーズ(Instagramで#梅雨明け宣言2015と検索すれば出てきます)」、いつまでも覚悟を決めない鹿児島気象台より速く、と絶対の自信があった「#梅雨明け宣言4」も豪快にハズしてしまったようで、同じく各地で苦戦を強いられてるみなさんにお叱りを受けそうです。

 そして、このコラムを執筆中の今も外は梅雨に加えて、台風No.11の接近でゲリラな豪雨。本当どうかしてます。
 「あたし雨が好きなんです、部屋で静かに雨音を聞きながら…」なんてロマンチストにもこの際だから言っときます。そのムードはきっと晴れの日がリードしてる状況だからこそ。約1ヶ月半、まともなお日さまをほんの数日しか拝めてないこの状況で同じセリフが言えたなら、「雨天マイスター1級」の称号をあなたに差し上げましょう。でも、少なくとも6月以降、お天気に関する話題が出た時にそんなこと言う人はこの町からはいなくなってしまいました。つまりそういうことなんだと思います。

 お困りごとは何も降り注ぐ雨ばかりじゃありません。熱帯雨林のよな湿気、とにかく尋常じゃないんです。ホームセンターでは除湿剤?(あの四角いタンクみたいなのに水が溜まるやつ)が品薄状態で、やっとの思いで手に入れたやつも瞬く間に満水。この空気中にこんなにたくさんの水が含まれてるなんてちょっと信じられないですよね。知らず知らずの内にそんな空間を行ったり来たりしてるんですから、どうりでジメジメするわけです。この湿気にミストシャワーな美肌効果だとか、温泉まんじゅうが出来上がるくらいの熱気があるんだったら、まだガマンのし甲斐もあるんですけれども……。

 それで思ったんです。この溜まった湿気水、次の乾燥シーズンまで保管しといて、今度は逆に加湿剤として使えたらいいのにな、って。このタンクをそのままカートリッジとして差し込める加湿器があれば最高ですね、多少のカビ臭さも「6月の調べ」なんてアロマ扱いしちゃったりして。いや、再利用さえ出来れば加湿に限定しなくたっていいんです。何しろタンクの水、いちいちカッターで切り込みを入れて排水口に流したりっていう処分が意外と面倒なんで。もっと言えば、濾過してどこそこのおいしい水レベルまで持ってけたら、JMVMの自販機で「名水 薩摩の雫™」として取り扱いたいです。

 ほら、やっぱり6月以降の僕はどうかしてます。明けない梅雨のせいです。

Suzunone Jun

Suzunone Jun

東洋のナポリ・鹿児島生まれ。同地でエスプレッソやコーヒーの抽出活動を行う鈴の音抽出所の所員。
http://instagram.com/suzunone_jun/
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