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タモリ『狂い咲きフライデイ・ナイト』(1981年 / CBSソニー)
タモリ『狂い咲きフライデイ・ナイト』(1981年 / CBSソニー)
堀部篤史くんが独立して書店「誠光社」を始めると決めた時から、ビッグ・ウェンズデーの続編的なイヴェントもぜひそっちで、と話をしていました。「どうせだったら週末にしましょう」「金曜日だったら『狂い咲きフライデイ・ナイト』でしょ」ってことで、イヴェントの新しいタイトルもその時点でなんとなく決まっていて。

『狂い咲きフライデイ・ナイト』というのは、ごぞんじタモさんのソロシングル(作詞/作曲:桑田佳祐)から。レコジャケにあしらわれてる文字は残念ながらシンプルな太ゴシック系のフォントだったので、『狂い咲き〜』のさらに元ネタである映画『狂い咲きサンダーロード』のタイトルロゴをモチーフに作りおろしました。

ホストはもちろん堀部くん。そしてゲストはぼくだけでなく、小田島等くんをはじめ、さまざまな人たちが登場することでしょう。さすがに毎月……とはいかないけれど、隔月ペースくらいで開催していく予定です。ビッグ・ウェンズデー時代のような大ネタだけでなく、旬のテーマや、もっとマイナーなネタにもスポットを当てて、楽しくつづけていければな、と意気込んでおります。より一層、狂い咲いて参りますので、末永くぜひお付き合いいただければ幸いです。


2016年5月20日(金)
狂い咲きフライデイ・ナイト VOL.1「パロディって何なのさ」

at 誠光社(京都市上京区中町通丸太町上ル俵屋町437)
出演:堀部篤史、ミズモトアキラ
時間:19時〜21時
料金:1.500円(ワンドリンク付き)
ご予約:E-mail / s-contact@seikosha-books.com (参加日程、お名前、お電話番号をご記載ください)
または店頭、お電話にて承ります。
インフォメーション:誠光社(075-708-8340)
 

<フライヤーより>パクリ、オマージュ、トリビュート。こんな言葉に押し出されて、昨今あまり使われなくなった「パロディ」というキーワード。ギリシャ語で「擬似」を意味するparaと「歌」を意味するōidēというふたつの言葉を語源とし、古来から本歌取りや替え歌のようなかたちでおもしろがられてきた表現方法。
戦後さまざまな文化が欧米からもたらされた反動で、特に六〇年代半ばから日本のサブカルチャーで急速にチカラを持つことになりました。たとえば和田誠が雑誌『話の特集』で発表した「殺しの手帖」や同じく和田が川端康成の名作を伊丹十三、植草甚一、庄司薫ら人気作家の文体で書き分けた「新・雪国」。赤瀬川原平の連載「櫻画報」は掲載誌の編集長が更迭される騒ぎに。赤塚不二夫のブレーンだった長谷邦夫は「バカ式」(つげ義春「ねじ式」と天才バカボンのマッシュアップ)を神様・手塚治虫が創刊した漫画雑誌『COM』に掲載。自分の作品を引用された写真家から盗作と訴えられ、裁判を通してパロディとは何かを問うたマッド・アマノなど、彼らが産み出したパロディ作品は世の中を常に挑発してきました。
コンピュータが誰にでも扱える道具になり、コピペやサンプリングがあたりまえになった今、堀部とミズモトが伝説的パロディ作品をピックアップし、ダブル・ディー&スタインスキーよろしくバック・トゥ・バックのDJスタイルでドロップ。お楽しみに!
 

京都市上京区中町通丸太町上ル俵屋町437